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伝統を未来に伝える
芦刈山保存会

伝統を未来に伝える

芦刈山保存会

芦刈山は「祇園社記」の「応仁の乱後再興分」(1500年)に、現在の場所にあったと記されている程、歴史の古い山です。先人達によって受継がれた伝統文化、懸装品、衣装、金具等が多く残されています。私共は重要有形民俗文化財である芦刈山の保存継承、重要無形民俗文化財である祇園祭山鉾行事を後世に伝えなければならない責務があると思っております。

公益財団法人 芦刈山保存会
理事長  坂部 直登

芦刈山保存会の祇園祭日程

7月2日くじ取り式

午前10時から京都市市役所議事堂にて、巡行する山鉾の順番を鬮によって決定します。終了後には役員一同が八坂神社へ社参します。


以降の行事は縮小簡素化されます

芦刈山籤取り2023
7月2日吉符入り(きっぷいり)

吉符入りとは、神事初めの意味で、本来は7月1日午前中に行われ、この日から1か月におよぶ祇園祭が始まります。芦刈山町では7月2日の鬮取り式があった夕刻、町内会長宅にて御神体の御頭を前に役員たちが神事の無事を祈り、お祭り行事の打ち合わせ等を行います。
2016
7月9日ちまき作り

芦刈山町では吉符入りの次の日曜日に、町内全員が集まってちまき作りをします。(令和4年は10日)笹の葉で作られたちまきに、「蘇民将来之子孫也」と書かれた護符をつけた「厄除けちまき」は、軒先に吊しておくと一年を通して厄払いになるといわれています。
7月13日山建て

町内にある芦刈山の土蔵から胴組や埒(らち)という山を取り囲む舟形の木枠などを運び出して、大工方が釘を1本も使わず縄だけで山を組み立てます。
芦刈山大工方さん
7月13日会所飾りつけ

飾り宅に祇園祭の会所飾りをしつらえます。御神体や懸装品などを14日〜16日で公開しています。
7月15日清祓い

15日の午前中に八坂神社の神官2名がお飾り宅を訪れ、祇園祭の無事を願い、山のお祓いをします。
7月16日宵山

芦刈山町界隈は出店などが立たないので、比較的ゆったりと宵山風情を楽しむことができます
7月17日巡行・鬮改め

朝9時に四条烏丸交差点付近に集合して長刀鉾を先頭に巡行が始まり、四条堺町で鬮改めをします。

芦刈山グッズ

祇園祭の7月14日、15日、16日の3日間、芦刈山町内の売店で以下のオリジナルグッズを販売しています。
他では販売しておりませんので、お立ち寄りの際はぜひお買い求め下さい。

芦刈山 御守り 「和」「縁」 各1,000円」

令和元年(2019)、念願の御守りを作りました。夫婦和合の「和」2色と、縁結び・再縁の「縁」2色。「和」は重文の小袖の色柄をモチーフに、「縁」は石竹色(ピンク)と白の反転色。地柄は青海波に芦と雁。合計4種類です。裏面の文字は「和」は「蘆苅山」、「縁」は「芦刈山」、それぞれ見る角度によって芦紋に浮かび上がるように織られています。宵山の14、15、16日のみ授与いたします。


新着 News

重要文化財綾地締切蝶牡丹文片身替小袖復元新調
重要文化財 綾地締切蝶牡丹文片身替小袖の復元新調
御神体 小袖 |  2022年5月30日
重要文化財の綾地締切蝶牡丹文片身替小袖の復元新調を致しました。令和4年(2022年)の祇園祭・芦刈山のお飾り宅にて一般公開させてただく予定です。5月30日の記者発表の際の京都新聞の動画がYouTubeにアップされています。
京都国立博物館 山川様による復元新調検証はこちら下記より
ニュース動画 復元新調解説
芦刈山の御守り
令和元年 芦刈山の御守り
お町内 |  2019年7月
令和元年(2019)、念願の御守りを作りました。夫婦和合の「和」2色と、縁結び・再縁の「縁」2色。裏面の文字は「和」は「蘆苅山」、「縁」は「芦刈山」。宵山の14、15、16日のみ授与いたします。
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143年ぶりにやぐらを新調しました!
新調 |  2015年6月
現在の櫓(やぐら)は、幕末のどんどん焼け(禁門の変、蛤御門の変)で罹災した後、明治5年(1872)に大工・中西彌助により再建されたものでしたが傷みが激しく、2015年、143年ぶりに新調、巡行に使用します。
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所在地
京都市下京区綾小路通西洞院西入ル 芦刈山町
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